Keao Costa (ケアオ・コスタ)
Musician, Singer, Bassist / Nā Palapalai Member
プロフィール
ハワイ・オアフ島パパコーレアのアイナ・ホオプラプラ(ハワイアンホームランド)出身。ハワイ音楽界において、その歌声が「最も即座に認識できる声の一つ」と評される実力派ミュージシャン。
幼い頃より家族が奏でる音楽に囲まれて育ち、クプナや家族、仲間たちの音楽から強い影響を受ける。中学校で歌い始め、ダミアン・メモリアル・スクールを卒業(1994年卒と推定)。
ナ・ホク・ハノハノ賞を複数回受賞した著名なハワイアン・グループ「ナー・パラパライ」のオリジナルメンバーであり、ベーシスト兼ボーカリストとしてグループの成功に大きく貢献。活動休止期間を経て、近年オリジナルメンバーでの再結成にも参加している。
ソロアーティストとしても活動しており、1997年にアルバム『Whee-Ha!』をリリース。その後、20年以上の時を経て、オアフ島への想いを込めたアルバム『Aloha Oʻahu』を発表。このアルバムにはカマコア・リンジー=アシン、ハレハク・シーベリー=アカカ、アリカ・ヤング、ジェフ・アウ・ホイ、ケイシー・オルセンといった才能あるミュージシャンが参加している。
ベーシストとしても高い評価を得ており、ポマイカイ・ライマン(ジェノア・ケアヴェの孫)のPBS Hawaiʻiの番組「Nā Mele」や、マディソン・スコットのアルバム『Na Mele Punahele』など、数多くのアーティストのレコーディングやライブに参加。
伝統的なハワイ文化にも造詣が深く、子供向けのオンラインイベントでハワイの物語の読み聞かせを担当するなど、コミュニティへの貢献も行っている。
経歴と主な活動
- オアフ島パパコーレア出身。家族の影響で音楽に親しむ。
- ダミアン・メモリアル・スクール卒業(1994年卒と推定)。
- ハワイアン・グループ「ナー・パラパライ」のオリジナルメンバーとして活動開始。
- ナー・パラパライとして、2003年のナ・ホク・ハノハノ賞で主要5部門を受賞するなど、数々の成功を収める。
- 1997年: ファースト・ソロアルバム『Whee-Ha!』をリリース。
- ソロアルバム『Aloha Oʻahu』をリリース(1997年から20年以上ぶり)。
- 他のアーティスト(ポマイカイ・ライマン、マディソン・スコット等)のレコーディングやライブにベーシスト、ボーカリストとして多数参加。
- 2019年: ハワイの著名アーティストが集結したプロジェクト「Kū Haʻaheo E Kuʻu Hawaiʻi」に主要ソロボーカリストの一人として参加し、大きな注目を集める。
- 母校であるダミアン・メモリアル・スクールのイベントや、地域のチャリティイベント等でパフォーマンスを行う。
- ハワイ教育局主催の子供向けオンラインイベントでハワイ語の物語の読み聞かせを担当するなど、文化教育活動にも参加。
- 日本のミュージシャン日下貴博のサポートを受け、日本でのワークショップやライブ活動も行っている。
音楽活動
ディスコグラフィ (ソロ作品)
Aloha Oʻahu (リリース年不明)
参加ミュージシャン: Kamakoa Lindsey-Asing, Halehaku Seabury-Akaka, Alika Young, Jeff Au Hoy, Casey Olsen など。
Ho`olohe Hou Records よりリリース。
Whee-Ha! (1997)
デビューソロアルバム。
ディスコグラフィ (ナー・パラパライ)
主要メンバーとして参加した主なアルバム:
- Kaona (1999)
- Makani ʻOluʻolu (2002)
- Ke ʻAla Beauty (2004)
- Ka Pua Hae Hawaiʻi (2006)
- Hoʻopili Hou (Live) (2018)
* その他、グループとして多数のアルバム、ベスト盤などをリリース。
主な参加プロジェクト・作品
- 楽曲・MV「Kū Haʻaheo E Kuʻu Hawaiʻi」 (2019) – ソロボーカル
- マディソン・スコット アルバム『Na Mele Punahele』 (2018) – 演奏参加
- ポマイカイ・ライマン PBS Hawaiʻi『Nā Mele』 (2025放送) – ベース演奏